iOS(iPhone / iPad)で縦書きで文章を編集でき、印刷用PDFの生成までできるアプリ「縦式」をご紹介。
※[追記] この記事は2018年10月現在での縦式の機能を紹介しています。2019年9月現在では、選択できる用紙がさらに追加され、フォントインストール機能、画像化機能、入力アシストなど、さらに便利な機能が満載になっています。
縦式 – 縦書き入力
入力画面はマス目のある原稿用紙スタイルと、マス目なしのスタイルから選べ、文字サイズなど色々とカスタマイズが可能。
縦中横、禁則処理やぶら下がり処理、ルビや傍点、任意の文字への濁点の追加など、小説書きに嬉しい機能が揃っています。半角スペースを全角スペースに自動変換したり、改行時に自動字下げするなど、細やかな気遣いが嬉しい。
「縦式」で設定してみてから別のエディタでテキストを開いたところ。青空文庫で使われる縦中横・ルビ・傍点のスタイルが採用されています。
PDF出力機能がついていて、A4横・A5(二段組・段組なし)・A6(文庫)・A4原稿用紙で出力可能。文字数・行数・フォント・フォントサイズ・行間・余白・ページ番号の位置と始まり番号など、細かく指定できます。読みやすいスタイルが初期値で設定されているので、それをベースに調整するとよさそうです。
iCloud Drive、Dropboxに対応。初期状態でヒラギノフォントが使用できます。(※AnyFontというアプリを入れると、好きなフリーフォントも使用可能)
これが無料アプリなのがすごい!広告がつきますが、360円の広告削除アドオンも用意されています。広告を消すと入力エリアを広くできるので、エディタとしてがっつり使いたい場合は課金した方がいいかもしれません。
Twitterの公式アカウントでサポートや機能紹介がされていますよ!
縦書き、ルビ、傍点、縦中横、原稿用紙、2段組、PDF出力に対応したテキストエディター「縦式」リリースしました。 https://t.co/r1NsWznm31
— 縦式(たてしき)- 縦書きエディター (@tateshiki1966) 2018年7月24日